
なぜ「原始人式」と呼ばれるのか
なぜこの食事法を薦めたいのか
私たちの祖先である狩猟採集民は、主に肉や魚介類を食べ、それに加えて木の実や果物を摂取していました。人類が穀物を主食とするようになったのは比較的最近のことで、私たちの遺伝子はまだ現代の食生活に完全に適応していません。この不適応が「生活習慣病」の増加につながっていると考えられています。
「原始人式ダイエット」という名前は、人間本来の食事に立ち返ることで「真に健康になることを目指す食事法」という意味が込められています。現代の加工食品や精製炭水化物中心の食事から、人類の遺伝子が長い進化の過程で適応してきた食事へと戻すことを提案しております。
なぜこの食事法を薦めたいのか
原始人式ダイエットには多くの健康上のメリットがあります
日常生活の質の向上:体調が良くなり、疲れにくくなります。日中の眠気がなくなり、朝から夕方まで気分よく過ごせるようになります。
- 身体の生理学的変化
- ケトン体質になることでエネルギー効率が上がり、オートファジー(細胞の自己浄化機能)が活性化します。
- 体型の改善
- 余分な脂肪が減少し、スマートな体になります。
- 生活習慣病の改善と予防
- 高血圧の正常化
- 高コレステロール・高中性脂肪の数値改善
- 糖尿病の発症予防や症状改善(薬の減量や中止も可能に)
- 癌や認知症の予防効果

どのように原始人式ダイエットと出会ったか
人類の体にあった食事に戻りませんか?
この食事法との出会いは、人生の大きな転機からでした。
45歳の時に乳がんを患い、「明るいがん治療」に出会って克服した経験がありました。その後、30代後半で糖尿病予備軍となった夫が50歳の時に「薬を始めましょう」と医師に言われたことが直接のきっかけとなりました。
薬剤師としての知識を持つ私は、薬による対症療法ではなく根本的な治療法を探したいと考えました。
徹底的に調査を重ねた結果、「夫の糖尿病というピンチ」が「人生の転機」「新たなチャンス」となったのです。
原始人式ダイエットは、単に体重を減らすことだけが目的ではなく、体の内側から健康を取り戻し、様々な現代病を予防・改善することを目指しています。
私たちの祖先が食べていた食事に近づけることで、私たちの遺伝子が本来想定している方法で体を養い、本来の健康を取り戻す道筋を示しています。